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海洋人類学研究室が主催する水中文化遺産研究がイコモスから発刊された『遺産とSDGs:遺産と開発関係者のための政策ガイダンス』にSDGs14の事例として紹介されました

Last Update : 2021-04-06 12:00

 国連やユネスコと進めている東京海洋大学のSDGs関連のプロジェクトが、イコモス(ICOMOS [International Council on Monuments and Sites]:国際記念物遺産会議)から発刊された『遺産とSDGs:遺産と開発関係者のための政策ガイダンス』のSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」を代表する国際共同研究の事例として紹介されました。

遺産とSDGs:遺産と開発関係者のための政策ガイダンス(96~99頁)

 本学は、水中文化遺産研究のアジア海域唯一の拠点として「ユネスコ水中考古学大学連携ネットワーク(UNESCO UNITWIN Network for Underwater Archaeology)」のメンバー校に選出されています。そして、その中心として活動している海洋工学部海事システム工学科の岩淵聡文教授の海洋人類学研究室が、世界各国の高等教育機関や研究組織と連携して、水中文化遺産の研究保護の試みを世界規模で推進しています。今回、実例として紹介されたのは石干見(いしひび)という水中文化遺産の研究保護活動です。石干見とは、潮間帯に沿って半円形や矢じり形に石垣を築き、潮の干満差を利用して魚介類を捕獲する、人類最古の生きている「漁具の化石」です。石干見漁は、海洋環境にやさしく、自然を大切にしながら水産資源を利用する持続可能な漁法で、かつて世界各地で行われていました。しかし、沿岸域の急速な開発などにより、その痕跡は急速に失われつつあります。

 ユネスコの会議で紹介された石干見.jpg ユネスコの会議で紹介された石干見

 石干見の保護活動(澎湖諸島).JPG 石干見の保護活動(澎湖諸島)

 ヤップ島の石干見(?B. Jeffery).jpg ヤップ島の石干見(?B. Jeffery)


 岩淵聡文教授らの研究チームは、世界各地の石干見を共通のフレームワークで分類し、国際的なデータベースの構築を目指しています。考古学や人類学、建築学の観点から、石干見の形状や類型について比較検討するほか、海洋生物学者などとも連携しながら、石干見周辺の海洋環境の変化や生物多様性、海面上昇や海洋酸性化が石干見に与えつつある影響などを検証し、石干見文化、海についての伝統的知識、背景にある社会科学的な評価などを記録していくということが試みられています。これまで石干見を通じて海や海洋資源と緊密な関係を築き上げてきた地域の住民たちとともに、自然にやさしい究極の漁具である石干見を守り、次世代に海洋環境問題の象徴として石干見をつなげていこうという本プロジェクトは、海洋環境教育という視点からも重要なものとなってきています。

 長洲中学校(大分県)の校庭に石干見を復元.JPG 長洲中学校(大分県)の校庭に石干見を復元

 

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